アート オブ スター・ウォーズ エピソード3展

THE ART OF STAR WARS

過去にニューヨークのブルックリン美術館
京都の京都国立博物館
去年は上野の国立科学博物館
既に3回も見てきた「スター・ウォーズ展」。
しかし今回はそれに「エピソード3」の展示が加わったそうで
スター・ウォーズファンなら見なければいけないと。


招待券を頂いたのですが、その招待券は「7月22日まで有効」「土・日・祝日は無効」。
ホントは連休中に行こうとしてたのに…。


今回のスター・ウォーズ展は二つの会場に別れていて
第1会場は我が目黒の目黒区美術館
第2会場は有楽町の東京国際フォーラム


まずは自転車で目黒区美術館
ラーメン二郎のそば。
ここには初めて来たけど、こんな立派な美術館が目黒区にあったんだ。


第1会場のこっちは
ダース・ベイダーの誕生」がメイン。
しかし一部で話題になってますが…
誕生って言っても手術台と一緒に展示されてるベイダーは
エピソード3のピカピカのベイダーでは無いんですよ。
この展覧会の宣伝写真ではエピソード3のベイダーなのに…
展示されてる物は多分世界中に展示されまくってきてるボロボロなベイダーなのです。
うーん、これはちょっとダメだよね。
メイン展示の物がこれじゃぁ…詐欺って言われても大げさじゃ無い。
ピカピカなベイダーが見たくて、わざわざ来る人もいるだろうし。
たぶん目黒区美術館は場所を貸してるだけで
展示物はルーカスフィルムとかが設置してるんだと思うけどさ…。
あと展示物に説明が全然書いて無いんだよ。
ただ題名が書いてあるだけで不親切。
グリーバス将軍のコンセプトアートが何点か展示してあったんだけど
表記が「グリーバス将軍」「ドロイド将軍」とかグチャグチャなんですよ。
グリーバス将軍は制作初期はドロイド将軍と呼ばれていたからなんだろうけど
その辺りを説明書きしてあげないと不親切だよね。
パドメの所もオーガナ女王と混ざって展示してあるし。
カタカナ表記で「アートゥ・ディートゥ」「シー・スリーピオ」とかだし。
まぁその辺のところはパンフレット買えよって事かね。


ちょっとがっかりしながら
中目黒に自転車を置いて有楽町の第2会場へ。


第1会場があんなだったから
期待はしてませんでしたが…。
こっちのメインは「リアルサイズのスターファイター」。
オビ=ワンとアナキンのジェダイスターファイターの2機が展示。
オビ=ワンのスターファイターに乗ってるアストロメクドロイドには
下側にカバーが付いて落ちない様になってたけど
アナキンのスターファイターに乗ってるR2-D2にはカバーが無かった。
これじゃ抜けて落ちないのかな?
こういう裏側をしゃがんで見るのが面白い。
ちゃんと見えないところも作り込んであると嬉しくなる。
まぁでも、こっちの会場では
その大きな2機が印象に残っただけ。
正直、二つの会場にわけてやることないじゃん。


パンフレットは結局買ったけど
以前のパンフレットの内容にエピソード3が付いただけって感じでした。
表紙が第1会場目黒版のベイダーと
第2会場国際フォーラム版のスターファイター
2種類あったけど両方の会場で2種類とも売ってた。
会場限定で売らないとベイダーの方ばっかり売れて
スターファイターの方は売れ残っちゃうんじゃない?


俺は招待券だったけどさぁ
実費払ってたらもっと文句書いただろうな。


まぁ展示の仕方が問題であったけど
スター・ウォーズの美術はアートとしてホントに素晴らしい事は確かです。
映画には一瞬しか見えない部分でも、しっかりと作り込んでいる
ルーカスをはじめ、そのスタッフ達はマジにリスペクトです!!