サヨナラCOLOR

去年の「東京国際映画祭」で先行上映されてから
なかなか公開されなかった竹中直人監督・主演の作品「サヨナラCOLOR」。
ようやく先週から一般公開。
都内では渋谷のユーロスペースのみの上映。
ユーロスペースは100人ちょっとで満員なんで
万全を期して午前中に16時の回の整理券をもらったので座れたけど
やはり館内は超満員で立ち見（ざぶとん座り見）が通路にギューギュー。

一般公開まで時間がかかって
上映館も少ないのは何でかな？
出演者はメジャーでも
映画製作自体はインディー？
よくわからないけど
もう少し大きい所でも良かったのにね。

以下、ネタバレを含むかも。

原作(原案)は面白いと思ったけど
演出過剰な所が目に付いたかなぁ。
竹中直人監督だから仕方ない？かもしれないけど
いらない笑いがあったな。
ウッチャンの髪型とか普通にすればいいのに。
ビッケとか出てきて笑っちゃった。(←そこは笑いじゃ無いかも知れないけど)
中島唱子を見ると「ふぞろいの林檎たち」が思い浮かんじゃう。
段田安則のスタイリスト役は、わざと大げさに演出してるんだろうけどくどすぎたかな。
でも原田知世はすごく綺麗に撮られてた。
竹中直人と同級生ってのは年齢的に無理な設定だけど。
まぁでも、この映画はラストの音楽につきるんでは無いでしょうか。
“サヨナラからはじまること”があるって事は伝わりました。
“だれも一人ぼっちにはなりたくはない”けれど。

で、そのラストの
「サヨナラCOLOR」“ハナレグミ feat.忌野清志郎”は
サントラにしか収録されてないそうで
帰りにHMVで即買い。
「サヨナラCOLOR」はキョンキョン版もいいけど
これを期に原田知世にも歌ってほしいなぁ。
原田知世の音楽は結構好きです。
トーレ・ヨハンソンがプロディースのとか凄いイイし！！