ライオネス飛鳥 引退記念自主興行

CRUSH GALS

きのうのブログからのつづき。


秋葉原の後に向かったのは品川にあるホテルラフォーレ東京 御殿山ホール。
「PRIDE.29」じゃなく「IWGPヘビー級・三冠ヘビー級 ダブルタイトルマッチ」じゃなく
見に行ったのは「ライオネス飛鳥 引退記念自主興行」。
俺はクラッシュギャルズ世代だから!
小学生の時に「炎の聖書」*1の歌詞なんてノートに書いて覚えたし。
まぁ実は招待券だったんですがね。すいません。
でもホント満員でしたよ。引退御祝儀もあるでしょうが。
“女子”だけのプロレス興行を見たのはいつ以来だ?
午前0時を過ぎても試合が終わらなかった全日本女子プロレス伝説の東京ドーム大会以来かな?


今回は飛鳥の「引退記念自主興行」ってことで出場選手も豪華なメンバーだった。
中でもAKINOはいい選手だと思いました。
しかし第3試合でKAORUが“ラ・ゲブラータ”の失敗で骨折…。
KAORUと組んだ浜田文子はその後、一人で戦いきっちりと勝ったが
試合後は、なんか泣いてる感じで…セコンドにいたアジャ様に引っ張られて退場して行った。
会場は「引退記念」なのに…というイヤな雰囲気。
そしてメインは飛鳥が実は一度も挑戦すらしたことが無かったという
“白いベルト”「オールパシフィック選手権」。
引退前に若いチャンピオンHikaruに挑戦!!というプロレスらしい感じ。
まぁテーマは飛鳥が今後の女子プロレス界を背負って行くHikaruに何を教えるか?と言う試合だったはず。
しかし中盤でHikaruが骨折…。
ある意味「PRIDE」よりも“ガチ”な現実を見てしまった。
Hikaruは泣きながらも「絶対やる!!!!」と譲らない…。
日本女子プロレスの松永コミッショナーも「全女は負けません!足を固定させてやらせます!!!!!」と、ありえないマイク…。
飛鳥は「お前には未来がある!未来を託すためだ組んだ試合だ!この試合で未来が無くなってどうする!」と感動のマイク。
ホントこのやりとりは“ガチ”だった。
結局リングドクターも「やらせるわけにいかない」と
Hikaruにはもちろん、飛鳥にもかわいそうな「引退自主興行」だったが中途半端に終わってしまった。
結果的には“レフェリーストップ”で飛鳥がチャンピオンになってしまったが
ベルトは巻かないまま、その場で返上。
飛鳥の引退試合の4月3日までにHikaruが直れば「王座決定戦」を行うようだが
その後の発表で「全治3ヶ月」…どうなってしまうのか…。
女子プロレス界の希望の星で「ハッスル」にも出場しているHikaruが3ヶ月も試合が出来ないなんて
日本女子プロレス的にもヤバイのでは…。


総合的に素直に楽しかったですよ。
正に“明るく楽しく激しいプロレス”て感じで。
自主興行”にしてはプロジェクターの映像もカッコ良かったしDJの音楽も良かった。
選手の負傷がなければホント良い興行でした。
招待券を頂かなければ、正直多分「PRIDE.29」をスポーツカフェとかに見に行ったと思いますが
全然こっちが観られて良かったです。
飛鳥さん自主興行お疲れさまでした。


で、まだまだ終わらない今日の出来事。
この次に向かった先は…。
長くなるんで、またまたつづく。


別に他に書くネタが無いわけではありませんが…今日の一日が濃かったので書いておきたいと。

*1:「炎の聖書」:聖書と書いて“バイブル”と読みます。