ZERO1-MAX 火祭り 決勝

仕事が急遽キャンセルになった。
これは橋本真也が「ZERO1-MAXを見に行ってやってくれよ」って言ってるのだと思い
久しぶりに後楽園ホールの当日券に並ぶ。
自称“ゼロ中”だったんだけど“MAX”になってからは初めてだ。
熱い男を決定する、今年で5回目の「火祭り」。
決勝戦は大谷晋二郎VS佐々木健介。
その決勝戦の中盤
いきなり大谷が“ケサ斬りチョップ”を出した。
そう！橋本真也の得意技だ。
それを見ただけでウルウル来てしまった俺は
最近、涙腺が弱いかもしれない。
最後はこのところ封印していたスワンダイブ式のミサイルキック
もう一度ケサ斬りチョップ
そして延髄斬りから
しっかりブリッジして串刺したドラゴンスープレックスホールド。
今のプロレス界の流れから言うと
佐々木健介の優勝だろうと思われていたが
大谷晋二郎が3年ぶり3回目の優勝を果たした。
新日本プロレス時代の大先輩で橋本真也のライバルでもあった健介に勝っての優勝だ。
負けたのに健介はニコニコしていた。
戦いに敗れて笑ってるなんて何事だと言う人もいるだろう。
しかし、上手く言えないけど
これがプロレスのイイところ、感動するところなんだと思う。
最後に湿っぽくなるので名前は出したく無いと言いながらも
「橋本さん！ZERO-ONEは俺らに任せとけ！！！」と大谷は叫んだ。
今日はホントにイイ興行だった。
見に来て良かった。
特に今日の感動は会場で見なければわからなかっただろう。
やっぱり会場に見に来なきゃダメだね。
またプロレスが好きになりました。
ありがとう大谷晋二郎。
ありがとうZERO1-MAX。

P.S.
久しぶりに見たけど中嶋勝彦も凄くイイね。
いやー佐山聡のタイガーマスクを彷彿させるジャーマンスープレックスは説得力バツグンだったよ！
まだ17歳だぜ！
プロレスの未来は大丈夫だ！